ラベル
2020年1月13日月曜日
こんにちは。おあしす虎渓山です。
今日は、虎渓山でグッときた話です。
虎渓山は支援の方の入浴のみのサービスがあります。
一昨年の7月から入浴のみのサービスを開始した70代の女性の方がみえました。
その方のサービス支援計画書の1年後どうなっていたいか?の目標は
「九州の姉の所に行きたい」でした。
この方は原因不明で顔面の不随運動・発語障害があり、
額関節症や腰椎すべり症など次々いろんな症状が出てきていました。
いつかは自分が動けなくなり施設に入所する事を考えていますが、症状などから人と交流すること、他者・家族とさえ一緒に食事が召し上がれませんでした。この事を改善する(なんともない事だと思う)ことが私たちの課題(役割)です。
入浴サービスに週二回。初めは一人、職員と二人で入浴のみの二時間程度。職員とは話せ、他の利用者さんがみえれば最初は口数少なかったですが話せるようになり、一年後には一日デイ(地域密着型)に切り替えました。
食事は職員と別室で召し上がっていましたが、それも4か月半後には他利用者さんと同じホールで食事を召し上がられるようになり、食事中に周囲をみて笑う余裕も出る位になりました。
一日デイを利用するようになってから半年で、実家(九州)の墓参りに電車と新幹線に乗り継ぎながら行き、笑顔で帰って来られ、体重も増えて他者の聞き役にもなれる様な存在で利用されています。
不思議と不随運動が気にならない程度になっているんです。援助に携わる職員・食事を食べやすくしてくれる調理員に感謝してくださっています。
なにより夢が叶って笑顔で帰ってきてくれたことが私たちの喜び・励み・希望となりました。
今年もよろしくおねがいします。
虎渓山のあっちゃん
ラベル:
おあしす虎渓山