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2014年6月14日土曜日
先日、実家へ行ったときの話です。

夜の10時ごろにうちの玄関のカギをガチャガチャする音がして、
怖かったけど思い切って扉を開けてみたそうです。

結果としては、誰もいなかったので特に問題はありませんでした。

最近は、車上狙いや鍵のかけ忘れによる侵入で物が無くなったなどの
話はいくつかあるようでした。


確かに、私の実家の団地も僕ら子供世代が独立して親だけが残る家が
多く、高齢化が進んでいることで狙われやすい環境にあるのかなと思う
ところがある。
ただもう一つ、こんなことを思い出しました。
以前、講習会に出た時に聞いた話です。

団塊世代の方が介護を必要とする状況下で、いろんな犯罪が増えてくる
だろうというのです。
それは高齢者による犯罪です。いろんな意味で取れると思いますが、この
話は病が原因で起こることを言っていて、代表的なことが”認知症”です。
正確には判断能力の問題で犯罪にならないかもしれないですが、

たとえば、
 自分の物が無くなったといって身近な人を疑ったり、
   人の物を自分のものと思い込んで持って行ってしまったり、
     自分の部屋がわからなくなって他人の部屋に入ってしまったり・・・。
その場面が、もし、街中で起こったらどうだろう。

認知症は一緒に生活している家族でさえ、なかなか気づかないことが多い
です。まだらな状況だとしっかりしているときもあるし、普通に会話の受け応えが出来てしまいます。

私の両親の話を聞いた時に、ふと思いました。
” もしかしたら認知症の方が、間違えて開けようとしたという可能性はないだろうか”と。

現場を抑えたわけではないので、何とも言えないです。
ただ、今まで誰も経験がない超高齢社会の中で、制度的に追いつかない現
状が生まれると思います。その時、地域社会の中で安心して生活していくために考えなければならないことがあるのかなと、
だいぶ話が飛躍してしまいましたが、そんなことを考えてしまった
今日この頃でした。